林の中に300匹のカブトムシ 夏休みは一緒に遊ぼう、「かぶとむしど~む」開園 市川

2022/07/20 05:30

カブトムシに触れる子どもたち=市川町下牛尾

 網で囲まれた約千平方メートルの林に約300匹のカブトムシを放した観察施設「かぶとむしど~む」が、兵庫県市川町下牛尾の野外活動施設「リフレッシュパーク市川」に開園した。いちかわ西こども園の園児58人がカブトムシに触れ、歓声を上げた。 関連ニュース カブトムシが300匹! 夏限定の観察施設、3年ぶりに開業 兵庫・赤穂 2年間保管していた竹チップ、動かしてビックリ! 中からカブトムシの幼虫500匹超 カブトなど数百匹「えばらの森 カブトムシドーム」16日オープン

 1996年、西日本初の観察施設としてオープンし、カブトムシがすむ広葉樹林の一部を囲っている。毎年夏季限定で営業し、昨年は親子ら約8700人が訪れた。
 網の中に入った子どもたちは恐る恐るカブトムシの角を持ち、木に登らせたり切り株の断面で作った土俵で戦わせたりしていた。女児(5)は「家で飼って一緒に遊びたい」と笑顔だった。
 8月15日まで。午前9時~午後5時。3歳以上400円。観察施設のカブトムシは持ち帰りできないが、近くで生体を販売している。リフレッシュパーク市川TEL0790・27・0313
(吉本晃司)

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