たわわなリンゴ、ほんのり赤く 甘くみずみずしいもぎたてをガブリ! 宍粟・観光園オープン

2022/09/04 05:30

みずみずしく実ったもぎたてのリンゴ=原観光りんご園

 もぎたてのリンゴを味わえる「原観光りんご園」(兵庫県宍粟市波賀町原)がオープンし、観光客らがリンゴ狩りを楽しんでいる。山の斜面に生えた木々に果実がたわわに実り、少しずつ赤みを帯びている。(村上晃宏) 関連ニュース 少雨でブドウ甘く「10年に1度の出来栄え」 神戸の岩岡観光ぶどう園で直売スタート 秋の味「ここ10年で1、2番のでき」 「神戸観光なし園」で収穫ピーク 【写真】食べ頃を迎えたリンゴ=原観光りんご園


 同園は約40年前に開園し、地元住民でつくる原不動滝観光組合が運営する。3・6ヘクタールの敷地内で12種類1200本のリンゴの木が栽培されている。一つ一つの実に害虫や傷の防止に効果がある袋をかけて大事に育てる。
 リンゴ狩り用の実は5種類あり、現在は「つがる」が旬。今後、紅将軍(9月中旬から)▽ジョナゴールド(9月下旬から)▽王林(10月初旬から)▽ふじ(10月下旬から)-が味わえる。リンゴを使ったジュースやアイスクリームも販売する。
 来園者は慎重にリンゴを摘み取った後、水で洗ったり皮をむいたりしてかじり、「甘くておいしい」と顔をほころばせた。家族4人で毎年訪れる会社員の男性(55)=相生市=は「甘みと酸味のバランスが良く、みずみずしくてジューシー」と頬張っていた。
 11月初旬まで。午前9時~午後5時(最終受け付けは午後3時半)。1時間食べ放題で、中学生以上600円、4歳~小学生350円、3歳以下無料。20人以上の団体は要予約。同園TEL0790・75・3600

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