妖怪のまちにコスプレイヤー大集合 軽快ダンス、福崎町

2022/09/25 20:45

鋭い爪を見せる妖怪=福崎町東田原

 兵庫県福崎町出身の民俗学者、柳田国男の著書「妖怪談義」にちなみ、妖怪を生かしたまちづくりに取り組む同町で24日夜、妖怪のコスプレ大会が開かれた。「九尾の狐」やガイコツなどに扮したコスプレイヤーら約30人が集まり、薄暗いホールで軽快なダンスを楽しんだ。 関連ニュース 【写真】自作の「九尾の狐」の衣装で参加した女性 【写真】セーラー服姿で参加した福崎町職員 運転する姿、横から見るとまるで妖怪!福崎町が観光客向けオリジナル電動レンタカー導入

 同町東田原の入浴・宿泊施設「文珠荘」などが、多様な人に施設を知ってもらおうと企画。妖怪になりきったコスプレイヤーや、セーラー服姿の町職員らがDJのダンス音楽に合わせて踊った。
 自作した「九尾の狐」の衣装で参加した大阪市の黒磯ひつじさんは「たくさんの人と交流できて楽しかった」。目玉が一つの「夜行」姿で訪れた石川県の女性会社員(40)は「子どもたちの反応が楽しかった。次があるならまた来たい」と声を弾ませた。(吉本晃司)

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