迎春準備着々、丸餅づくり急ピッチ コープこうべで480万個製造
2019/12/26 11:50
冷却用の板の上に整然と並べられた正月用の丸餅=26日午前、神戸市東灘区向洋町西2(撮影・鈴木雅之)
正月目前、生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)は26日、年末の風物詩、丸餅の製造を六甲アイランド食品工場で始めた。白衣にマスク姿の職員ら約230人がもち粉の舞う工場で真っ白になりながら、急ピッチで作業を進めた。
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同生協は1925年から、正月向けの丸餅づくりを続ける。今年も31日までの6日間、24時間態勢で前年並みの約480万個(約240トン)を製造。26日からコープこうべ全店(159店舗)で販売する。
もち米は兵庫と佐賀県産をブレンド。フロアに新米ならではの香りが漂う。岸戸伸一工場長(56)は「生もち独特の味わいを家庭で楽しんでほしい」と話す。500グラム537円から。雑煮などにおすすめという。(三島大一郎)