4月下旬並み…神戸空港が1月の観測史上最高気温

2020/01/28 19:37

記録的な暖かさの中、思わずコートや上着を腕に掛けて過ごす人たち=28日午後、神戸市中央区(撮影・秋山亮太)

 近畿地方は28日、各地で気温が上昇し、神戸空港(神戸市中央区)の最高気温は前日より一気に7・4度高く、4月下旬並みの17・2度を記録した。1月の最高気温としては、2007年の観測開始以来最高となった。今年1月の神戸の平均気温(28日現在)も8・7度で、神戸地方気象台によると、観測史上最高を記録する見通し。 関連ニュース 猛暑で「猫もまだ全力で行き倒れてる」手足ぴーんとバタン「滑り込みセーフ」「マット敷いたの誰~?」 中秋の名月 夜空明るく照らす 残暑厳しく、県内全20観測地点で30度以上 猛暑豊岡、観測史上最高の39.7度 全国で最も暑く 兵庫県内の11カ所で35度以上記録

 大阪市でも19・1度と、104年ぶりに1月の観測史上最高気温を更新。近畿の5観測点で1月の観測史上1位に並ぶか更新し、神戸市内では、コートを脱いで歩く人たちが目立った。
 気象庁によると、今冬は北極圏に寒気が滞留し、日本付近に南下しにくい状態になっているといい、西日本では気温が高くなる傾向が続くとみられるという。(杉山雅崇)

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