近畿地方は28日、各地で気温が上昇し、神戸空港(神戸市中央区)の最高気温は前日より一気に7・4度高く、4月下旬並みの17・2度を記録した。1月の最高気温としては、2007年の観測開始以来最高となった。今年1月の神戸の平均気温(28日現在)も8・7度で、神戸地方気象台によると、観測史上最高を記録する見通し。
大阪市でも19・1度と、104年ぶりに1月の観測史上最高気温を更新。近畿の5観測点で1月の観測史上1位に並ぶか更新し、神戸市内では、コートを脱いで歩く人たちが目立った。
気象庁によると、今冬は北極圏に寒気が滞留し、日本付近に南下しにくい状態になっているといい、西日本では気温が高くなる傾向が続くとみられるという。(杉山雅崇)









