県内初、文化庁が認定 神河町の文化財保存計画

2020/02/14 19:38

県指定文化財の福本遺跡=神河町福本(町教委提供)

 文化庁は14日、文化審議会の答申を受けて、兵庫県神河町が策定した歴史文化遺産保存活用地域計画を認定した。昨年4月の改正文化財保護法の施行後、兵庫県内の市町で初の認定。計画は2029年度までの10年間で、日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」や県指定文化財「福本遺跡」の調査、活用を掲げる。 関連ニュース 看護師試験、全員が合格 相生市看護専門学校の36人 飲食店の時短要請を4月21日まで延長し対象を18市町に拡大 兵庫県 新型コロナワクチン、応募が募集人数の8倍超の市も 高齢者向け接種券の発送本格化

 計画が認定された市町は国に文化財の登録を提案できるほか、事業への補助金が加算されやすくなる。国は昨年7月に6市町を認定。今回は神河町のほかに札幌市、大阪府河内長野市の計画も認定した。
 神河町教育委員会によると、同町は認定9市町のうち唯一、国指定文化財がない。計画では、17、18年の発掘調査で寺院跡が見つかり、再評価が進む福本遺跡の国史跡指定を目指す。拡張現実(AR)技術を使った情報発信などを例に、一帯を「フィールドミュージアム」化するなどとしている。(井上太郎)

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