六甲ケーブル減便　１時間１本に　六甲山観光、山上バスも

　新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言を受け、六甲山観光（神戸市灘区）が、六甲山の山上と市街地を結ぶ「六甲ケーブル」や山上を巡るバスを運休、減便している。宣言が解除されれば通常の運行ダイヤにする予定。 関連ニュース 神戸赤十字病院の２０代看護師が感染　新型コロナ 中央市民病院で院内感染　一般の患者受け入れ停止 県内の感染確認、１日最多４２人　死者は１４人に

　六甲ケーブルは、便数を３分の１程度に減らす。運行するのは、午前８時から午後８時まで１時間おきに、六甲山上駅と六甲ケーブル下駅を出発する上下１本のみとなる。午前７時１０分発の始発、午後９時１０分発の終発は変更しない。
　同ケーブルの六甲山上駅から六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅まで、山上の観光施設を巡る「六甲山上バス」は１時間に１本へ減便。午後８時台の終発は同５時台に繰り上げる。また、六甲ケーブル山上駅と摩耶ロープウェー山上駅をつなぐ「六甲摩耶スカイシャトルバス」は運休。六甲ガーデンテラスや六甲高山植物園など、同社が山上で運営する施設は５月８日まで臨時休業する。（田中宏樹）