保護者が感染…子どもは宿泊施設で受け入れ 神戸市

2020/05/01 20:35

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は1日、保護者が新型コロナウイルスに感染し、子どもの養育が難しい場合、市内の宿泊施設で預かると発表した。施設名は非公表で、同日から受け入れを開始。保育士や看護師らを配置し、24時間態勢で生活を支援する。 関連ニュース 社内でクラスター発生か 企業名公表に同意せず操業継続 三菱電機社員の2人はスナックで感染 水道料金を半年間全額無料に 新型コロナで支援

 対象は、同居する保護者が新型コロナに感染して入院し、養育者がいなくなった児童。保健所の調査の中で、市が個別に意向を確認して受け入れを判断するという。濃厚接触者に当たるため、看護師らが健康観察を行い、医師とも24時間連絡が取れるようにする。
 市が宿泊施設の全室を借り上げ、1日最大20人程度を受け入れる。利用料は無料。(石沢菜々子)
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