神戸市は1日、保護者が新型コロナウイルスに感染し、子どもの養育が難しい場合、市内の宿泊施設で預かると発表した。施設名は非公表で、同日から受け入れを開始。保育士や看護師らを配置し、24時間態勢で生活を支援する。
対象は、同居する保護者が新型コロナに感染して入院し、養育者がいなくなった児童。保健所の調査の中で、市が個別に意向を確認して受け入れを判断するという。濃厚接触者に当たるため、看護師らが健康観察を行い、医師とも24時間連絡が取れるようにする。
市が宿泊施設の全室を借り上げ、1日最大20人程度を受け入れる。利用料は無料。(石沢菜々子)
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