矢田・前神戸市長 80歳の節目迎え、全公職退く

2020/06/11 11:40

矢田立郎氏

 前神戸市長の矢田立郎氏は3月末、高齢を理由に、神戸市の外郭団体「神戸国際協力交流センター」の理事長を退任した。市特別顧問も併せて辞任し、全ての公職から退いた。 関連ニュース 過去最多に並ぶ23人が新規感染 神戸市、10歳未満の男児4人ら 兵庫で新たに55人感染 20人以上は12日連続 お盆シーズン駅も空港も混雑なく 新幹線の自由席乗車率は10%以下相次ぐ

 矢田氏は今年2月に80歳を迎えた。神戸新聞社の取材に「以前から80歳になったら全ての公職から引こうと思っていた」と話した。
 同センター理事長は市長在任中の2006年から務め、市特別顧問は市長退任後に就任していた。
 矢田氏は、同センターについて「国際都市の使命として、全国に先駆けて留学生らの支援に取り組んできた。(日本語学習支援の)市民ボランティアも多く、今後も続けてほしい」と話した。(石沢菜々子)

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