「ノエスタ」無料開放 ヴィッセルが新型コロナで延期、中止催し支援へ
2020/06/12 05:30
J1神戸のホームグラウンド「ノエビアスタジアム神戸」(資料写真)
新型コロナウイルスの感染拡大で中止、延期が相次ぐ各種式典や行事の代替開催を支援しようと、サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸が、本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)を無料開放する。クラブは「2020年を笑顔で終われるように“新たな想い出の1ページ”をつくりませんか」とイベントを募り、選考を経て年内の実施を計画する。
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題して「ノエスタ想い出プロジェクト」。募集対象は「(コロナ禍で)かなわなかったことを実現したい全ての方」とし、個人や法人、団体を問わない。実施案として、ライバル校との試合▽仲間との運動会▽入学式の開催-などを挙げている。
時期は年内で、日時は利用者との相談となる。施設利用料は無料とするが、イベント実施に伴う経費は自己負担。営利目的や芝を傷める恐れがある利用は受け付けない。
募集は30日まで。ヴィッセル神戸の公式ホームページから申し込める。(有島弘記)
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