神戸の児童生徒3人が新たに感染 新型コロナ
2020/07/26 18:29
神戸市役所=神戸市中央区
神戸市は26日、市立長峰中学校と市立高羽小学校(いずれも灘区)の児童生徒計3人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも既に感染が判明していた同居家族の濃厚接触者に当たる。同じ学校の児童生徒や教員で健康状態に問題があるとの報告は今のところないという。
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市によると、長峰中に通う10代の男子生徒1人は22日まで登校していた。23日に38度台の発熱や倦怠感があり、PCR検査で陽性が判明した。宿泊療養施設に入り、現在症状はないという。
この生徒は、市が25日に感染を発表した50代男性会社員の同居家族。男性は21日に37度台の発熱があった。男性は内勤で、接客を伴う仕事ではないという。
校内に男子生徒の濃厚接触者はいないが、同じクラスの生徒と担任教員計約40人を22日~8月5日は自宅待機とし、PCR検査で感染の有無を確認する。
高羽小については、10代未満の男子児童1人と、10代の女子児童1人の感染が判明。いずれも同居する家族が感染したため、PCR検査をした結果、25日に陽性と分かった。症状はないという。
両児童は22日まで登校。校内の濃厚接触者はなく、同じクラスの児童と担任教員計約70人を22日~8月5日に自宅待機とし、PCR検査も実施する。(佐藤健介)
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