神戸掖済会病院の看護師が感染 同僚1人が濃厚接触者 新規入院の受け入れ停止

2020/08/05 18:49

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は5日、同市垂水区の「神戸掖済会病院」に勤務する20代の女性看護師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。軽症とみられる。市が濃厚接触者とみなした同僚の看護師1人は2週間の自宅待機とし、6日以降にPCR検査を受ける。2人が勤める病棟は同日から当面の間、新規の入院患者受け入れを停止する。 関連ニュース 阪神本線、全33駅にエレベーター 最後の住吉駅でバリアフリー化 新たな改札口を設置、多機能トイレも 神戸・布引ハーブ園に「癒しの森」誕生 8月31日までの期間限定 植物とランプで幻想的に 国際学術組織「ドコモモ」、神戸港・Q2上屋を選定建築物に 戦前の姿とどめ、近代化物語る施設と評価

 20代の女性看護師は、同市が5日に新規感染者として発表した15人のうちの1人。市によると、4日に咽頭痛や発熱があり、検査で陽性が判明した。2日から3日にかけて同僚3人と夜勤に従事しており、このうち休憩中に会話した1人が濃厚接触者という。残りの2人も今後PCR検査を予定。同僚は3人とも症状はないという。
 市によると、女性看護師は感染者との接触はなかった。(初鹿野俊)
【記事特集リンク】新型コロナウイルス

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ