妊婦と受験生にインフル予防接種費を助成 高砂市

2020/09/01 20:20

 兵庫県高砂市は、今冬の新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備え、受験生と出産を控える妊婦を対象に、インフルエンザワクチン接種費用の一部を助成する。1人1回分の接種費用の負担額を1500円程度に抑えられるよう、最大3700円補助する。 関連ニュース インフル感染も防ぐ「ダチョウの卵」の力 【動画】水洗いできるキーボードに脚光 新型コロナで需要拡大 「ウイルスとともに生きていく最悪のシナリオも」神戸大・岩田教授

 市内在住の中学3年生と高校3年生で計約1800人。妊婦は600人を想定する。10月8日~来年1月31日の接種が対象。同市は、2020年度一般会計補正予算案に関連費用764万円を盛り込み、7日開会の市議会定例会に提案する。
 インフルエンザは新型コロナ感染症と発熱などの症状の見分けがつきにくい。中学、高校が休校となったことで、準備が遅れている受験生の不安を少しでも解消することが狙い。(若林幹夫)

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