婚活事業、兵庫県が連携協定 民間3社とノウハウ活用

2020/09/03 06:30

婚活事業で連携する協定書を手にする金沢和夫副知事(中央)ら=兵庫県庁

 兵庫県は2日、結婚支援を充実させようと、婚活事業を手掛ける企業3社と連携協力協定を結んだ。民間のノウハウを活用した婚活イベントの開催などで独身男女の出会いの場を広げ、少子化対策につなげる。 関連ニュース 兵庫の官製婚活事業曲がり角 価値観多様化、コロナ追い打ち 成婚数の目標届かず お寺で謎解きやバーベキュー 丹波市で婚活イベント 10月17、30日 結婚もせずひとりぼっち!?想像していた30歳と現実の30歳が全然違ったという告白が話題に

 県は県内10カ所と東京の計11カ所に「出会いサポートセンター」を設置。お見合いを仲介したり、イベントを企画したりしている。
 民間企業はIBJ、ツヴァイ、パートナーエージェント(いずれも東京)で、県が同様の協定を結ぶのは初めて。3社は、新型コロナウイルスの感染防止に配慮した催しや、同センター職員の研修などで協力するという。
 締結式はテレビ会議で開催。金沢和夫副知事は「人口減少の一つの背景は若者の未婚、晩婚化。協力して、充実した結婚の場を提供したい」とあいさつ。3社の代表者は「成果を残したい」「力を尽くす」などと応じた。(藤井伸哉)

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