国民民主党県連も解散 合流新党参加は1人のみ

2020/09/11 18:52

国民民主党兵庫県連の解散に伴い、会見する向山好一代表(左)ら=神戸市中央区中山手通4

 新党合流に伴う国民民主党の解党で同党兵庫県連が11日、解散した。現時点で、県連から合流新党に参加するのは次期衆院選の立候補予定者1人だけで、他の立候補予定者や地方議員は不参加か未定としている。 関連ニュース 首相指名、野党一本化は不調 維新、国民が否定的見解 連立前向き維新をけん制 国民玉木氏「民意反する」 自民新総裁に年収の壁是正要求 国民玉木氏、ガソリン減税も

 衆院選の立候補予定者では、兵庫2区の船川治郎氏が合流新党へ。3区の佐藤泰樹氏と12区の池畑浩太朗氏が不参加の意向を示し、1区の井坂信彦氏は未定としている。地方議員では、川西市議3人、尼崎市議と猪名川町議の各1人が不参加。県議4人、神戸市議3人、三田市議1人は未定。
 神戸市内で会見した県連代表の向山好一県議は、不参加の衆院候補について「合流新党と協力し、統一候補として戦っていくことに変わりはない」と述べた。一方、合流新党の党名が「立憲民主党」に決まったことについて「大同団結して大きな塊になるべきだったし、もっと寛大に決めてほしかった」と述べた。
 不参加の議員らは当面無所属で活動するという。(長谷部崇)

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