ミルクボーイ、出身地・姫路テーマにした漫才に着手 市長が要望「もなかのように…」
2020/10/29 19:54
清元秀泰姫路市長を表敬訪問した(右から)ミルクボーイの内海崇さん、駒場孝さん、天津木村さん(左端)=29日午後、姫路市役所(撮影・小林良多)
昨年のM-1グランプリで優勝した漫才コンビ「ミルクボーイ」ら兵庫県姫路市ゆかりのお笑い芸人が29日、市役所を訪問し、姫路観光コンベンションビューローが制作する観光PR動画への出演を報告した。ツッコミの内海崇さん(34)は同市白浜町の出身。10月からロケを開始し、古里をテーマに代名詞の「行ったり来たり漫才」の新ネタをつくる計画も明かした。
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訪問したのは内海さんとボケの駒場孝さん(34)、詩吟ネタで一世を風靡した「天津」の木村卓寛さん(44)=同市船津町出身=の3人。10月27日から姫路に滞在し、書写山円教寺や安富町の「奥播磨かかしの里」、老舗酒蔵などを巡ったという。
清元秀泰市長はミルクボーイのネタを引き合いに「もなかのように、姫路の特産品をいじってもらいたい」と要望。木村さんは「『御座候』や『えきそば』もある。お笑い要素も動画に入っているのでそこを見てほしい」とアピールした。
ミルクボーイはロケでネタを集め、今後姫路をテーマにした漫才を披露する予定。内海さんは「18歳まで姫路に住んでいたが、まだまだ知らない地元があった。その魅力を伝えることで協力できたら」。駒場さんは「観光気分で楽しませてもらったが、かめばかむほど味が出る街だと思った」と期待を持たせた。
動画は来年3月以降、「ユーチューブ」や「インスタグラム」で公開するという。(井沢泰斗)