NHK大阪「ラジオドラマ脚本最優秀賞」 川西の主婦が受賞
2020/11/12 07:00
最優秀賞を受けた山本昌子さん=NHK大阪放送局
NHK大阪放送局(BK)主催の「第41回BKラジオドラマ脚本賞」の最優秀賞に、兵庫県川西市在住(同県明石市出身)の主婦山本昌子さん(67)の「摩耶ぎつね」が選ばれた。来年3月末までに50分のドラマ番組として制作し、「FMシアター」で放送する予定。
関連ニュース
丹波市ダブル選 15日投開票
尼崎で新たに11人感染 20~60代の男女
西宮で新たに13人が感染 新型コロナ
同賞は1980年から始まり最優秀賞の賞金は50万円。受賞者の中からは連続テレビ小説「芋たこなんきん」の脚本を担当した長川千佳子さんらが誕生し、新人作家の登竜門とされる。19年度は三谷武史さん=神戸市=の「家鳴り」が最優秀賞を受けており、兵庫在住者が2年連続の快挙を果たした。今回は全国から141編の応募があった。
「摩耶ぎつね」は神戸が主な舞台で、登場人物の名も神戸ゆかり。キツネの娘・摩耶が、母の敵だと信じていた灘の山手に住む町絵師・六興を討つ機会を得るため、呪文により人間に化けて六興の弟子になる。2人の関係は次第に変化。摩耶は討つかどうか悩むところが見どころの一つだ。
山本さんは関西学院大文学部卒で、現在は「シナリオ・センター大阪校」(大阪市)に在籍。今年、シナリオS1グランプリ(映画演劇文化協会など主催)の奨励賞も受けている。
審査員からは「キャラクターが魅力的で、おとぎ話のようだが新鮮さを感じる」「アニメのような映像が浮かぶようだが、音声ドラマとしてぜひ聞いてみたい」と評価を得た。
山本さんは「敵討ちの物語だが、あまりシリアスにせず、ほんわりとした感じにした。夢がかなった」と喜んでいた。(金井恒幸)