宝塚市長選 山崎氏が立候補表明 中川氏の事実上後継

2020/12/11 06:30

山崎晴恵氏

 来年4月4日告示、11日投開票の兵庫県宝塚市長選に、弁護士の山崎晴恵氏(50)=同市=が10日、無所属での立候補を表明した。山崎氏は、8日に退任表明した中川智子市長の後援会から立候補の要請を受け、事実上の後継者候補となる。 関連ニュース 西宮市で新たに男女9人の感染確認 11日 県立芸術文化センター職員が新型コロナ感染 公演は通常継続 阪神電鉄の男性車掌が新型コロナ感染 西宮で勤務

 山崎氏は岡山市出身、神戸大大学院法学研究科修了。損害保険会社勤務、参院議員秘書などを経て、2015年1月から明石市の任期付弁護士職員として、家庭内暴力の相談などに応じた。現在は宝塚市内で法律事務所を運営している。
 山崎氏は会見で、今年2月に中川市長と知り合い、4月ごろに後援会から立候補の要請を受けたと説明。9月ごろに立候補を決意したとし「政治には詳しくないが、支援が必要な人に寄り添う中川市長の市政運営に共感した」と語った。
 積極的な情報発信や、学校現場をめぐる諸問題の解決などに力を入れたいとし「市民に開かれた情報公開に努める。子どもや先生たちの困りごとを聞く窓口を設けたい」と抱負を語った。(久保田麻依子)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ