阪神電鉄は11日、兵庫県西宮市田中町の西部列車所に所属する50代の男性車掌が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は軽症。同電鉄によると、乗客や同僚らとの濃厚接触は確認されていないという。
同電鉄によると、男性は7日まで通常通り勤務。同日の帰宅後、発熱や喉の痛みが出た。8日にPCR検査などを受け、10日正午ごろに陽性と判明した。
同電鉄は、男性が勤務する執務室のほか、5~7日に乗務した車両の消毒を実施。感染判明による運行ダイヤへの影響は出ていないという。
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