来春神戸デビュー「連節バス」 車体、港イメージ
2020/12/11 11:45
来年4月から神戸の都心とウオーターフロントを巡回する連節バス=11日午前、神戸市中央区港島4、神姫バス神戸営業所(撮影・秋山亮太)
神戸市と神姫バス(本社・兵庫県姫路市)は11日、神戸・三宮-ウオーターフロント間で2021年4月から運行する「連節バス」の車両を報道陣に公開した。港町・神戸らしい青と白を基調としたデザインで、2車両を連結した全長は約18メートル。
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市は都心とウオーターフロントの回遊性を高めるため、従来より輸送力があるバスの導入を検討し、運行事業者の神姫バスと社会実験を重ねてきた。21年4月から2台、7月から4台体制で運行する。バスは112人乗りで1台約1億円。
運行ルートは、三宮の駅前からフラワーロードを南下した後、神戸ポートタワーや神戸ハーバーランドを巡って約45分で三宮に戻る。運賃は大人210円、子ども110円。4月は平日は1日19便、土日祝日は同24便を運行し、7月から増便する予定。
この日は神姫バスの担当者が、外観と内装を同じ色調で統一した高級感のあるデザインや、バリアフリーなどの特色を説明した。
また同社のホームページでは、バスの愛称とロゴを決める投票を20日まで実施している。ロゴは3案から一つを選んでもらい、決定後は車体に描くなどする。同社TEL079・223・1344
(安福直剛)