西宮市で過去最多33人の感染確認、1人死亡 新型コロナ
2020/12/15 19:13
西宮市役所=西宮市六湛寺町
兵庫県西宮市は15日、市内外に住む10歳未満の未就学児から90代までの男女33人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同市の1日分の発表人数ではこれまでで最多となった。
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20代の会社員女性と80代男性の2人が中等症で、それ以外は軽症か無症状とみられるという。
市によると、未就学の女児と10歳未満の小学生女児、40代のパート女性は、11日に陽性が確定した50代の会社員男性と同居。50代と20代の会社員男性も、12日に陽性と分かった50代のパート女性と一緒に住んでいたという。
また、市内の介護施設3施設でクラスター(感染者集団)が発生したと発表。複数施設を重複して利用する人を含め、これまでに3施設合計で職員7人、利用者15人の計22人の感染が確認された。このうち40~90代の職員と利用者計11人は、同市がこの日発表した33人に含まれる。
また、西宮市は11月19日に陽性が確定していた市内在住の70代男性が、13日に市内の医療機関で死亡したことも明らかにした。
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