丹波市の老人保健施設で40人が食中毒症状 1月2日まで調理業務停止
2020/12/31 19:55
神戸新聞NEXT
兵庫県丹波健康福祉事務所は31日、丹波市山南町野坂の老人保健施設「さんなん桜の里」で、入所者と通所利用者、職員の計40人に下痢の症状が出たと発表した。
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発症状況が似ている上、同施設で調理された食事以外に共通して口にした飲食物がないことなどから、同事務所は食中毒と断定。同施設に1月2日まで、3日間の調理業務停止を命じた。
同事務所によると、症状を訴えたのは、29日に同施設で提供された昼食を食べた20~99歳の男女。入院した人はおらず、全員快方に向かっているという。同事務所が食中毒の原因を調査している。