「まん延防止」兵庫県は神戸など4市対象へ 飲食店に午後8時閉店求める
2021/04/01 12:25
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政府が「まん延防止等重点措置」を兵庫県にも適用する見通しとなったことを受けて、兵庫県は1日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、同措置を要請するとともに、対象地域を神戸、尼崎、西宮、芦屋の計4市とする方針を決めた。
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県は緊急事態宣言が解除された3月1日以降も、県内全域で飲食店への時短要請を継続。同8~31日は、神戸などの4市限定で午後9時までの営業と同8時半までの酒類提供を求め、1日当たり1店舗4万円の協力金を支給するとしてきた。
4月1~21日は、明石、宝塚、姫路市など阪神北▽東播磨▽中播磨-の14市町を加え、計18市町での時短要請を決定し、要請時間帯などは維持していた。
政府はまん延防止措置適用に当たり、同5日からの1カ月間、飲食店の時短を午後8時までに前倒しするよう求める方針。県はこの方針に従い、指定する4市では同8時の閉店を求める意向。一方、その他の14市町は同9時までの時短を継続するため、地域によって要請時間帯が異なることになりそうだ。(藤井伸哉)