伊丹、宝塚の2市長選 自民と維新ねじれ「知事選」余波
2021/04/03 06:15
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兵庫県伊丹市長選では、自民と、維新の県組織が相乗りで現職を推薦する。一方、同県宝塚市長選では、自民が党所属の県議を推薦、維新は8年ぶりに候補を擁立し党所属の県議を公認した。
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7月の兵庫県知事選を巡って県議会の自民会派が分裂し、「離脱組」と維新が同じ候補を支援する動きを見せる中、自民と維新がねじれの構図となった両市長選の結果が、知事選に影響する可能性がある。
伊丹市長選には、共産新人の元市議加柴優美氏(69)▽無所属現職の藤原保幸氏(66)=自民、公明推薦▽無所属新人の元県議川井田清信氏(66)-が立候補を表明。前回は無投票だったため、選挙戦になれば藤原氏と新人3人が争った2013年以来となる。
宝塚市長選に立候補を表明しているのは、中川市長の事実上の後継とされる無所属新人の弁護士山崎晴恵氏(51)▽無所属新人で、分裂した自民党県議団に残留する県議森脇保仁氏(68)=自民推薦▽無所属新人の元自治会役員末永弥生氏(54)▽維新新人の県議門隆志氏(54)。(山岸洋介)
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