高齢者ワクチン、新たに708箱配分 82万8360回、高齢者の3割分

2021/04/22 22:01

新型コロナウイルスのワクチン接種=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)

 兵庫県内の65歳以上高齢者約168万人を対象にした新型コロナウイルスワクチンについて、5月中旬、新たに708箱が県に配分されることが分かった。国の通知によると、この配分から1瓶6回の接種ができる注射器を配布。82万8360回接種できる計算となり、高齢者に必要なワクチンの約3割を確保することになる。 関連ニュース 【詳報】兵庫で過去2番目547人感染 707人が入院、過去最多 コロナワクチン集団接種 9020回分の予約終了 淡路市 入院調整中の高齢女性、自宅で死亡 前日まで軽症 神戸

 国は全国で1万6千箱を用意しており、国から県に割当量の連絡があった。県は前回同様、高齢者人口に各地の感染状況を加味して配分を決めるという。5月10日の週と5月17日の週に各市町に届く。
 県内にはこれまで228箱の配分が決まっており、すでに届いた神戸市や伊丹市、高砂市などで接種が始まっている。4月中には各市町に1箱以上が届く予定。(高田康夫)

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