西江井島病院でクラスター、入退院を停止　新型コロナ

　兵庫県明石市は２４日、１０歳未満～９０代の男女１１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。西江井島病院（明石市大久保町西島）の入院患者３人と職員３人の感染が明らかになった。 関連ニュース 「倒産します、すいません」ぼろ泣きでＬＩＮＥ送り続けたアパレル経営者 市役所本庁舎でクラスター、判然としない感染経路　市民ら「怖くて行けない」 ベッドの上で水におぼれる－「命の終着駅を見た」　体育会系５０代男性会社員を襲った重症化

　西江井島病院では１１～２１日に職員４人、入院患者１人の感染を確認。すべての職員と入院患者にＰＣＲ検査をした結果、２３日に６人の感染が判明した。まだ一部の入院患者や職員の検査結果が出ていないという。
　同病院での感染者は職員７人、入院患者４人の計１１人となり、市はクラスター（感染者集団）の発生を認定した。同病院は２４日から入退院を停止し、外来のリハビリも休止している。
　２４日時点で、医療機関に入院調整中の患者は２人、宿泊療養施設の入所待ちは３人、そのほかに１７人が自宅で療養している。（長尾亮太）
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