兵庫県の人口、戦後2番目の減少率 1・19%、6万5616人減 2020年国勢調査
2021/05/28 23:30
神戸新聞NEXT
兵庫県は28日、2020年の国勢調査結果の速報値を発表した。県の人口は、前回(15年)から6万5616人(1・19%)減の546万9184人で、減少率は1947年に次ぐ戦後2番目の高さとなった。
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速報値は2020年10月1日時点。5年ごとに実施される国勢調査の結果を基に県が集計した。
県人口は戦後間もない1947年に16万3788人(5・08%)減ったが、その後は右肩上がりで増加。95年の阪神・淡路大震災でいったん減少したものの、2005年にピークとなる559万人を超えた。
減少は3回連続で、国勢調査で減少により550万人を下回ったのは初めて。
県民局・県民センター別では阪神南を除く全地域で減少しており、神戸、西播磨、但馬で1万人以上減った。減少率は但馬の7・15%が最も高く、次いで西播磨は5・20%だった。(金 旻革)