緊急事態宣言の再延長で規制緩和 兵庫県内の主な店舗や文化施設の対応
2021/06/01 05:30
神戸新聞NEXT
緊急事態宣言の再延長に伴う兵庫県の規制緩和に合わせ、県内の百貨店は1日から営業体制を変更する。県の時短要請を受け、土日は食料品や化粧品を除き休業を続けるが、平日は宣言前の通常営業に戻る店舗もある。
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阪急阪神百貨店は、神戸阪急(神戸市中央区)で平日はレストラン街を除き通常営業に戻す。土日は食料品のほか、化粧品とベビー用品の売り場も営業する。三田阪急(三田市)は土日の休業を継続する。
大丸神戸店(神戸市中央区)など大丸の県内3店は、平日営業を一部除き午後8時までに延ばし、土日は化粧品や喫茶も営業する。山陽百貨店(姫路市)は平日の時短営業を継続。土日は化粧品も営業する。加古川ヤマトヤシキ(加古川市)は一部を除き、平日の営業を通常に戻す。
また、温浴施設などでも平日は午後8時までの時短営業とする店舗が増えた。神戸ハーバーランド温泉万葉倶楽部(神戸市中央区)は5月12日以降、平日午前8時~午後7時での時短営業としていたが、感染拡大や従業員への感染リスクなどを考慮し、15日からは休業に。6月1日からは平日のみ午後8時までの時短営業で再開するが「今後の対応も状況を見て判断するしかない」と話す。
文化施設では、美術館・博物館が開館時間を通常に戻す一方、講演会や体験型の催しは延期・中止とする施設がある。映画館などは午後8時までの時短や、収容人数を50%以下に制限していたが、1日以降はほぼ通常に戻す動きが出始めた。シネコンなどは土、日曜営業を再開し、午後9時までの時短営業。定員制限は続ける。
上方落語の定席・神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)は7日から昼席を再開する。(横田良平、貝原加奈、津谷治英)