経済
「走るデパ地下」阪急百貨店の人気スイーツを移動販売 マルーンカラーの車で住宅街や高齢者施設へ
阪急阪神百貨店(大阪市)は14日から、阪急百貨店で扱うスイーツの移動販売を始める。「走るデパ地下」と銘打ち、兵庫を含む関西の住宅街やオフィス街、高齢者福祉施設などに出向き、近隣の人たちや利用者らに買い物を楽しんでもらう。12日、梅田本店(同)で車両が披露された。
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1年余りの実証実験を経て事業化した。スイーツ専門の移動販売は百貨店業界初という。
阪急電鉄の車両と同じマルーン(栗)色に彩った軽トラックなど計5台を使う。1台で30~50ブランドのスイーツ50~70種類を届ける。有名ブランドや阪急の独自ブランドの商品を扱い、中心価格帯は400~500円で展開する。
和洋の割合の変更や、物産展やバレンタインなど催事や季節に合わせた品ぞろえも予定する。無償で誘致に応じるが、出張に伴う経費は、1会計につき距離に応じて110~198円を上乗せすることで賄う。
近畿2府4県で月に300回程度の出張販売を計画する。初年度の売上高は2億円を見込み、2026年度以降はフランチャイズ方式で全国展開を目指す。
兵庫県内では、川西市のマンション「シャンテ川西」(16日午後1~3時)、三田市のJA直売所「パスカルさんだ一番館」(21日午前10時半~午後0時半)など7月に延べ24カ所に出向く。一般販売の予定は「走るデパ地下」ウェブサイトで確認できる。出張先も募集し、西は明石市まで出向くという。(広岡磨璃)
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