西宮、姫路の大規模会場は21日接種開始 予約は10日から 新型コロナワクチン

2021/06/01 05:30

神戸新聞NEXT

 兵庫県は31日、西宮市と姫路市に設ける新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場の予約を6月10日から受けると発表した。神戸市を除く県内在住者を対象に、はがきとウェブで先着順に受け付け、21日から西宮、姫路市内の高齢者を優先に接種を始める。(大島光貴) 関連ニュース 新たな変異株、神戸市で国内初確認 男性の体内で変異の可能性 ワクチンの効果弱める 予定以上の来院、毎日の問い合わせ電話…6割超「対応に苦慮」 ワクチン個別接種 ワクチン、70代女性に1日2度接種 充てん済の注射器1本、盗難か 神戸

 会場は西宮市立中央体育館に9月末まで、姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」に8月末まで設置される。6月10日から予約を受けるのは第1期(21日~7月18日接種)分で、最初の1週間は接種対象を、それぞれ西宮、姫路市民に限り、28日からは全県(神戸市民を除く)に広げる。
 各会場とも第1期は1日500回接種し、1、2回目の接種者が混在する第2期以降は1日千回に増やす。接種者は1回目終了後、4週間後の同じ曜日、時間、会場を前提に2回目の予約を取る。
 県ははがきとウェブでの申込枠をおおむね半々に配分する。はがきの付いたリーフレットを、10日から各県民局・県民センター、各市役所・各町役場(いずれも神戸を除く)で配り、県老人クラブ連合会を通じても配布。切手を貼って投函(とうかん)すると、事務局で接種日時を指定する。ウェブは10日午前9時から受け付け、申込者が希望日時を選ぶ。いずれも申し込むには接種券番号などが必要。
 県は両会場の使用終了後、11月末まで阪神地域と姫路市内にそれぞれ別会場を確保。西宮で8月末以降に、姫路で8月上旬以降に1回目を接種した人は、別会場で2回目を受けることになる。
 最終的に阪神、姫路で各13万回の接種を見込む。県は1日、問い合わせに応じるコールセンターを設ける。受付時間は土日祝日を含む午前9時~午後6時。TEL078・360・0101

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