「土曜の朝は落語を」コロナで出番減った若手・中堅ら出演 12日から神戸・喜楽館

2021/06/01 15:20

6月12日に出演する桂阿か枝(上方落語協会提供)

 上方落語協会は、12日から来年3月までの第2・4土曜、神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)で「喜楽館土曜の朝席」と題した寄席を開く。コロナ禍の影響などで出番が減った若手や中堅の修練の場にもしたいという。 関連ニュース 神戸で17人感染、2人死亡 新型コロナ 【速報】兵庫で新たに46人感染 9日連続で100人下回る 神戸市のワクチン接種 障害者、DV被害者、外国人にもきめ細かく対応

 文化庁に採択された新進芸術家育成事業の一環。「土曜午前に新しい客層を開拓したい」という喜楽館の要望に応えた。
 各日4人が出演し、6月12日は桂阿か枝(明石市出身)、桂福丸(神戸市東灘区出身)、桂春若、笑福亭呂翔。同26日は桂文之助(同市長田区出身)、桂かい枝(尼崎市出身)、月亭天使、笑福亭智丸が演じる。上方落語協会の担当者は「休日の朝から喜楽館、そして地域を盛り上げたい」と狙いを語る。
 午前10時半開演。前売り1500円、当日2千円。喜楽館TEL078・335・7088
(金井恒幸)

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