東京五輪の事前合宿 7月から7カ国9チーム 兵庫

2021/06/12 19:07

3カ国の代表選手が事前合宿で使う予定のプール=尼崎市扇町、尼崎スポーツの森

 7月23日に開幕する東京五輪に向け、兵庫県内の6市で同1日から、海外選手の事前合宿が順次始まる。新型コロナウイルスの影響で、神戸市でのニュージーランド競泳、西脇市でのオーストラリア卓球の合宿の中止が決定。現在、5競技の7カ国9チームが兵庫入りを予定している。 関連ニュース 【東京五輪】コロナ禍の五輪日誌-開幕まで1週間の葛藤 地元のオリンピアンが帰ってきた 東京五輪重量挙げ代表・山本選手 「応援が励み。パリではメダル目指す」 東京五輪陸上男子1600Mリレー池田選手「悔しさ経験し今がある」小中生にエール

 国内では、6月5日に群馬県太田市で始まったオーストラリアのソフトボール代表が最初。一方で新型コロナ感染リスクを懸念し、中止した市町もある。
 兵庫県内では、豊岡市でのドイツのボート代表による合宿が最も早い7月1日に始まる。スイスのボート代表も同7日から同市で練習する。
 加古川市には7月初め、南太平洋の島国ツバルの陸上選手が来る予定。尼崎市は7月10日以降、競泳のギリシャ、ベラルーシ代表と、ウクライナの競泳、アーティスティックスイミングの選手を受け入れる。
 ほかは7月中旬、神戸市にフランスの体操代表が、三木市に同国の陸上代表が、姫路市に同国の柔道代表がそれぞれ訪れる。(古根川淳也)

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