兵庫県知事選 公明党県本部が「自主投票」方針を党本部に上申
2021/06/15 05:30
神戸新聞NEXT
兵庫県知事選(7月1日告示、18日投開票)で、公明党県本部は14日、幹事会を開き、特定の候補を支援しない「自主投票」の方針を決めて党本部に上申した。上申を受け、公明党本部は近く党としての対応を決定する見通し。
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立候補表明している前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦=と前兵庫県副知事金沢和夫氏(64)が推薦を求めていたが、自民分裂の状況下で一方の支援は困難と判断したとみられる。
井戸敏三知事(75)が立候補した知事選では、県議会の自民、公明、ひょうご県民連合が国政の与野党相乗りで支援してきた。今回は自民党県連の選挙対策委員会は金沢氏を推薦候補に決めたが、国会議員らは斎藤氏を推し、県政史上初めて自民分裂の知事選になる公算が大きい。(金 旻革)