兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)の公開討論会は、県政の課題や将来像について、立候補予定者4人が2時間にわたり論戦を展開した。互いに政策や立場の違いを指摘し合い、激しいやりとりが繰り広げられる場面もあり、選挙戦さながらに火花を散らした。
参加したのは、前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦▽元兵庫県議の金田峰生氏(55)=共産推薦▽前兵庫県副知事の金沢和夫氏(64)▽元加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(65)。
序盤は新型コロナウイルスへの対応や人口減対策、観光客の誘客など7テーマについて1人ずつ政策や考え方を表明。それぞれの主張に耳を傾けたが、各立候補予定者が誰か1人を指名して質問する場面では、途端にヒートアップした。
応酬の口火を切ったのは金沢氏。兵庫県の財政調整基金(貯金)の少なさを指摘する斎藤氏に対し、県の予算編成に関わった立場から「阪神・淡路大震災の借金を返し、県民サービスも維持するため貯金する余力がなかった。何ができたと思うか」と尋ねた。
大阪府などで財政課長を務めた斎藤氏は「コロナ対策、未来への投資のため貯金は必要。(同じ知事による)県政が長く続き、やめられない事業がある。行政サービスをゼロベースで見直す」と切り返した。
公約に文化・芸術団体の振興が触れられていないと、金沢氏に指摘された斎藤氏は「総花的ではなく、ポイントを絞った。豊かな文化・芸術は育んでいく」と反論し、違いを強調した。
斎藤氏も、人口の転出超過が続く兵庫の現状を指摘し、県の政策立案に携わってきた金沢氏に原因や対策をただした。
金沢氏と斎藤氏に厳しい質問をぶつけたのは中川氏。各種団体の推薦を受ける金沢氏に「しがらみにならないのか?」と問い掛け、金沢氏は「それぞれの活動がなければ県は成り立たない。望ましいしがらみだ」と応じた。
斎藤氏には、政党推薦ありきで立候補表明したのではないかと迫り、「(同じ)総務省(出身)の先輩の金沢さんを押しのけたようだ」と指摘。斎藤氏は「兵庫を良くするため、一人でも立ち上がろうという思いだった。先輩、後輩というのはあくまで内向きの議論だ」と述べた。
4人はいずれもコロナ対策を重視。金田氏は「行革と言って、福祉を削ってきた」と県政を批判。PCR検査の充実などを訴え、「命と尊厳、暮らしとなりわいを大切にする県政に変える」と主張した。
司会者の質問に「○」「×」の札を上げて答える場面では、4人全員が女性副知事の登用に賛成。東京五輪・パラリンピックの開催は斎藤氏以外は反対した。(紺野大樹)
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