兵庫県知事選 服部氏が立候補表明 「コロナ前の生活を取り戻す」

2021/06/18 19:30

服部修氏

 任期満了に伴う兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)で、会社経営の服部修氏(47)が18日会見し、無所属で立候補することを表明した。 関連ニュース 兵庫県知事選に関心85% 井戸県政は半数が評価、半数が「引き継がないほうがよい」 兵庫県知事選 立民県連が金沢氏の「支援」を決定 政党対立の構図を回避、推薦は見送り 兵庫県知事選 公明党県本部が「自主投票」方針を党本部に上申

 服部氏は長野市出身。東京成徳大卒業後、バンド活動を経て、大阪市で音楽塾を経営。妻の実家がある西宮市に今年5月、政治団体「市民生活を守る会」を設立し、代表を務める。旧NHKから国民を守る党の公認や推薦を受け、2019年の参院選滋賀選挙区や20年の東京都知事選に立候補。いずれも落選した。
 会見では、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言により、経済が打撃を受けている状況を「政治には騒動を終わらせる見通しがない。私たちの生活が破綻してしまう」と批判。「コロナ前の生活を取り戻す。苦しむ県民の思いを代弁したい」と語った。
 知事選では、前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦▽元県議の金田峰生氏(55)=共産推薦▽前県副知事の金沢和夫氏(64)▽元加西市長の中川暢三氏(65)が立候補を表明している。(大橋凜太郎)
【特集ページリンク】兵庫県知事選2021

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