県教委の教員採用試験 倍率が過去30年で最低に

2021/06/23 19:47

兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県教育委員会は、2022年度公立学校教員採用試験(神戸市立を除く)の応募状況を発表した。募集人員は1025人(前年度比60人増)と5年ぶりに千人を超えたが、応募者数は前年度比で661人減の5187人にとどまり、倍率は過去30年間で最低となる5・1倍(同1・0ポイント減)に下落した。 関連ニュース なぜ?教員54人在籍、勤務は4人 兵庫県内の学校園に“幽霊教員” 教員免許「うっかり失効離職」 5人に救済試験 神戸市教委 「当たって砕けろ」70代で沖縄へ移住した理由

 応募者数は12年度に8千人を超えたが、その後は学生数の減少などで低下傾向が続いている。県教委によると、今年は新型コロナウイルスの感染者数が多い兵庫県を避けて県外の出身地で就職する学生も多かったとみられるという。
 学校別の内訳では、高校の募集人員が220人(同50人増)に対して、応募は190人減の1415人。倍率は6・4倍と3・0ポイントの大幅減になった。小学校・特別支援学校は4・3倍、中学校・特別支援学校は4・5倍だった。
 教科別の倍率では高校家庭(33倍)、同音楽(22倍)などが高く、同工業(1・6倍)、中学・特別支援学校美術(1・9倍)などが低かった。
 1次試験は26日に実施される。(古根川淳也)
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 神戸市教育委員会は、2022年度市立学校教員採用試験の応募状況を発表した。募集人員は前年度と同じ260人程度だが、志願者数が198人減の1931人となり、競争倍率は前年度より0・8ポイント低下して7・4倍になった。
 区分別の倍率は、小学校6・8倍▽中学・高校8・0倍▽特別支援学校5・5倍など。
 1次試験は26日に行う。(古根川淳也)

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