東京五輪競技スタート INAC神戸、なでしこのチームメートを応援

2021/07/21 22:31

東京五輪の初戦に挑むチームメートを見守るINAC神戸の選手ら=21日午後8時36分、神戸市東灘区向洋町中7

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は21日に東京五輪の初戦があり、5人を送り出した「INAC神戸」の選手らが、神戸レディースフットボールセンター(神戸市東灘区)のクラブハウスで観戦した。 関連ニュース イニエスタと澤さん、対談で一致した困難の乗り越え方 王位戦第3局の舞台は豊臣秀吉も愛した日本三古泉の一つ「有馬温泉」 王位戦第3局、初日のおやつ 藤井は新選択肢から、豊島は豪華に

 この日は午後7時半の試合開始に合わせ、普段は午前中にある練習を午後に変更。代表に選ばれたチームメートの名前や写真、背番号が入った特製うちわを持って観戦した。
 神戸で主将を務めるMF中島依美選手は前半から、後半になるとFW田中美南選手、MF杉田妃和選手が出場。昨季までINAC神戸に所属していた岩渕真奈選手のゴールで、後半に追いつくと、選手らは両手を突き上げて喜んだ。
 岩渕選手と同級生で仲が良いという武仲麗依選手は「よく同点にしてくれた」とたたえ、無観客での開催について「見に行きたかった人たちの思いを背負って戦うことは変わらない。とにかく全力で」とエールを送った。(小谷千穂)

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