兵庫県、酒類提供の原則禁止を検討 3回目「まん延防止措置」適用の見通し

2021/07/30 12:40

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 兵庫県に8月2日から、3回目となるまん延防止等重点措置が適用される見通しとなった。県は30日午後、対策本部会議を開いて具体的な対応を検討する。 関連ニュース 緊急事態宣言の追加、今夕決定 首都圏と大阪、8月末まで 兵庫県内で若者中心にコロナ再拡大の流れ顕著 1週間平均感染者が1カ月で3倍に 「これまで会うのを我慢してきたのだから、大丈夫だろう」お酒を振る舞う焼き肉パーティーに呼ばれたが

 県によると、同措置はこれまで、4月5~24日、6月21日~7月11日に適用された。同月12日以降は、飲食店への営業時間短縮要請など県独自の対応について、井戸敏三知事が自らの任期が満了する今月末まで延長。だが、感染者の急増を受けて28日、対応を8月22日まで延長し、同措置が適用されれば切り替える方針を決めていた。
 今回の同措置の適用で政府は、酒類提供を原則認めない方向で調整しており、県はそれを踏まえ、県内でも酒類提供の禁止を検討している。
 8月1日付で県知事に就任する斎藤元彦氏は、当日に対策本部会議を開催する意向を固めている。(小川 晶、大島光貴)

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