斎藤知事、全国知事会会議デビュー「一緒に難局立ち向かいたい」

2021/08/01 21:22

全国知事会にオンラインで初参加し、新型コロナ対策について発言する斎藤元彦知事=1日午後、神戸市中央区中山手通5(撮影・吉田敦史)

 兵庫県の斎藤元彦知事は1日、全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部会議にもオンラインで初めて参加した。感染拡大防止の切り札とされるワクチンについて「市町の接種を進めるに当たり、国からの供給量が不足している。要望を続けていくことが大事だ」と述べ、確保に向け政府に求める必要性を訴えた。 関連ニュース 知事会、日医とコロナ対策連携 斎藤氏「ノウハウ共有進める」 斎藤知事がオンライン出席「国は出口戦略示して」 全国知事会の新型コロナ対策会議 ワクチン不足、井戸知事「国はもっと反省を」 供給スケジュール早期明示求める 全国知事会

 全国知事会会長の飯泉嘉門徳島県知事に「きょうはデビュー戦です」と紹介された斎藤知事。「コロナ対策は切れ目なくやらなければならない。全国の知事の皆さんと一緒に難局に立ち向かいたい」と話し、この日早速、庁内連絡会議を開いたことを伝えた。
 終了後の取材では「ワクチンは日本全体で総供給量を確保し、全国民が受けられる状況をつくらないといけない」と語り、「オールジャパンで考える問題」と強調した。(大島光貴)
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