無症状・軽症者向け宿泊療養施設1500室の運用始める 兵庫県、週明けにも

2021/08/06 22:22

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県の斎藤元彦知事は6日、民放テレビ番組に出演し、新型コロナウイルスの無症状・軽症者を受け入れる宿泊療養施設について、週明けには県内で確保している全10施設、1500室程度の運用を始めると明らかにした。感染者に占める若い世代の割合が増え、無症状や軽症の患者が中心となっている現状に対応する。 関連ニュース 【速報】神戸市で新たに160人感染確認 直近1週間平均、80日ぶりに100人超 ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転 データで安全確信 15歳女性にワクチン誤接種 病院の職場接種で

 県医務課によると、全施設を運用するのは6月末以来。7月は7施設体制だったが、8月に入り、県や神戸市が所管施設を順次再開した。現在9施設、1300室程度で運用している。
 今月5日には宿泊療養者数が過去最多の764人を更新、使用率も5割を超えた。斎藤知事は番組で「神戸市とも連携し、週明けにはスピード感をもって1500室程度に増やす」と述べた。(大島光貴)
【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ