1回目の接種率は38・0% 兵庫県、全人口に対する割合を初公表 40%超の国目標に届かず

2021/08/08 18:08

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 新型コロナウイルスのワクチン接種について、兵庫県は県内41市町別の一般接種率(全人口に対する接種者数の割合)を初めて公表し、4日時点で、1回目接種が40%を超えているのは22市町にとどまることが分かった。県全体では38・0%で、全国平均36・6%より高かった。 関連ニュース 感染拡大で悩む「お盆休み」帰省 神戸からふるさとへ 戸惑いの声も 【速報】兵庫県で新たに450人感染、6日連続400人超 新型コロナ デルタ株疑いの陽性者、神戸市内で初の3桁 1週間の判明分

 ワクチン接種記録システムへの入力件数を県がまとめた。4日時点で、1回目接種率が50%を超えているのは、香美町(65・7%)、上郡町(62・8%)、神河町(52・2%)、養父市(50・0%)の4市町。40%台が18市町、30%台が19市町だった。
 2回目接種率は多くが20~30%で、40%超は、香美町(52・7%)、上郡町(47・1%)、佐用町(42・9%)、養父市(42・6%)の4市町だった。
 菅義偉首相は7月上旬、7月末までに全国民の40%が1回目接種を終える目標を掲げた。8月に入ってからは、8月末までに40%の2回目接種完了を目標として表明している。
(高田康夫、井川朋宏)

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