兵庫県で新たに3件のクラスター発生 新型コロナ

2021/08/10 21:00

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 兵庫県は10日、新たに228人が新型コロナウイルスに感染し、神戸市で1人が死亡したと発表した。県内の新規感染者が200人台となるのは2日連続で、先週火曜の3日(441人)の半数程度。ただ、9日までの連休で、医療機関などが休業していた影響があるとみられ、県は「今後の患者数は注視する必要がある」としている。 関連ニュース 神戸で新たに94人感染 前週火曜から60人減 高齢の両親のコロナワクチン予約に振り回されて…気がつけば親子の仲に亀裂!? 感染拡大で悩む「お盆休み」帰省 神戸からふるさとへ 戸惑いの声も

 新規感染者は発表自治体別に、神戸市=94人▽姫路市=1人▽尼崎市=13人▽西宮市=35人▽明石市=20人▽県所管=65人。県によると、年代別では30代以下が6割超を占めた。
 県はこの日、新たにクラスター(感染者集団)が3件発生したと発表した。加古川市内の児童クラブ(学童保育)で職員1人と利用した児童ら6人の計7人、伊丹健康福祉事務所管内の通信サービス関係の販売店では従業員6人(いずれも大阪府内と尼崎、西宮市発表分)、北播磨地域の事業所社宅では20~30代の女性従業員10人が、それぞれ感染した。
 直近1週間(4~10日)の新規感染者は1日平均401・1人となり、17日ぶりに減少に転じた。県と西宮市が7日に公表した感染者計2人を取り下げ、県内の累計感染者は4万7717人となった。累計死者は1321人となった。
 10日午前0時現在で、入院患者は586人(前日比6人減)で病床使用率は47・3%、重症者は31人(同2人増)で、重症病床の使用率は21・8%となっている。
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