社宅で10人感染のクラスター認定 北播磨の事業所
2021/08/10 21:50
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
兵庫県は10日、加東健康福祉事務所管内(西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町)にある事業所の社宅で、累計で女性10人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。県はクラスター(感染者集団)の発生を認定した。
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県によると、同社宅では3日に最初の感染が判明し、9日までに10人の感染が確認された。全員がこの事業所の従業員という。県は社宅に住む20人に検査を実施し、計10人の感染を確認した。
また、県は10日、同事務所管内に住む20~50代の男女6人が新型コロナに感染したと発表した。県によると、いずれも軽症という。同事務所では加古川市に住む50代男性会社員の感染も確認した。
一方、加西市は10日、会計年度任用職員の40代女性が感染したと発表した。感染が判明した家族と濃厚接触があり、無症状という。
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