兵庫県立学校の部活動は原則中止に 県教委が方針を転換 緊急事態期間、大会出場なら容認
2021/08/26 20:48
兵庫県教育委員会が入る兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5
兵庫県教育委員会は26日、新型コロナウイルス感染防止のため、県立学校(高校、特別支援学校など)174校での部活動を原則中止とする方針を決め、各校と県内の各市町教委に通知した。期間は30日から緊急事態宣言の期限である9月12日までだが、宣言が延びれば延長するという。
関連ニュース
異物混入のモデルナワクチン、兵庫県内で4万1500人に接種 県や神戸、伊丹市の大規模会場など
夏休みの5日間延長を川西市教委が決定 他の教委も続々
神戸市立小中学校、25~31日の夏季授業日を中止 9月1~3日は午前のみに
斎藤元彦知事は23日、部活動は校内に限定して認める方針を示していたが、県内の新規感染者が連日千人を超えており、安心して9月以降の教育活動が行えるよう対策を強化した。
一方、部活動のうち、全国大会や近畿大会につながる県予選などに出場する場合は、その予選初日の4週間前から活動を認める。練習は1週間のうち平日4日(2時間以内)、土、日曜のいずれか1日(3時間以内)。校内の文化祭などが部活動の最終発表会となっている場合も、同様に活動を認める。(古根川淳也)
【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら