夏休みの5日間延長を川西市教委が決定 他の教委も続々

2021/08/26 21:16

川西市役所=川西市中央町

 兵庫県川西市教育委員会は、若年層の新型コロナウイルスの感染が急拡大しているとして、26日で終了予定だった市立小中学校の夏休みを31日まで延長したと発表した。2学期の始業式は27日から9月1日に変更する。授業時数の確保に影響はないとしている。 関連ニュース 兵庫県立学校の部活動は原則中止に 県教委が方針を転換 緊急事態期間、大会出場なら容認 異物混入のモデルナワクチン、兵庫県内で4万1500人に接種 県や神戸、伊丹市の大規模会場など 兵庫で4度目の緊急事態宣言 担当者「若い人の過ごし方次第で患者数が増える危機感」

 その上で、2学期の授業は対面とオンラインの選択制を導入する。家庭でのプリント学習や課題などを併用し、オンライン授業も出席扱いとする。併用期間は緊急事態宣言の発令中とするが、感染状況によっては継続する。兵庫県尼崎市教委も市立小中学校の夏休みの終了日を24日から29日に変更している。
 また、兵庫県稲美町教委も8月31日に終了予定だった町立小中学校の夏休みを9月5日まで延長し、始業式は同1日から6日に延期すると発表。さらに同7~10日は分散登校とし、おおむね半数ずつの児童生徒が1日おきに登校する形にする。
(久保田麻依子、広岡磨璃)

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