ワクチンに異物混入で関西学院大が集団接種を中止
2021/09/01 20:57
関西学院大・西宮上ケ原キャンパス(資料写真)
関西学院大学(兵庫県西宮市上ケ原一番町)は1日、ワクチン接種用の注射器1本の中に異物が混入していたため、安全が確認されるまで当面、西宮上ケ原キャンパスを拠点とした集団接種を中止すると発表した。
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関学大によると、異物は直径約1ミリ前後の黒い点のようなもので何かは不明。厚生労働省や販売元の武田薬品工業に報告し、それぞれの判断を待つという。
これまでも注射前にワクチンの瓶と注射器を目視で確認してきたが、異常が見つかったことはなかったという。
同キャンパスでは、8月23日~9月1日に学生と教職員など約6300人がモデルナ製のワクチンを受けた。関学大は、体調に変化があった場合はかかりつけ医に相談した上で、大学のコールセンター(TEL0798・54・6155)に連絡するよう求めている。
接種の再開については大学のホームページなどで知らせる。(浮田志保)
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