コープこうべのポイント還元訴訟 国が控訴

2021/09/13 19:24

神戸地方裁判所(資料写真)

 キャッシュレス決済のポイント還元制度を巡り、国の方針変更で損害を被ったとして、生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)が国に賠償を求めた訴訟で、国は13日、1186万円の支払いを命じた神戸地裁判決を不服として大阪高裁に控訴した。 関連ニュース 部屋の中にハト200羽以上、ふんや悪臭…苦情絶えず 市営住宅居住女性に退去求め提訴へ 尼崎市 イスラーム映画祭10周年、12本公開 3~9日神戸・元町映画館 専門家招きトークセッションも 再開発進む「神戸・新港町エリア」回遊マップ完成 新アリーナや「アトア」など16施設紹介

 還元制度は2019年の消費税増税に伴い実施。店で電子マネーを使った客へのポイント還元費用を国が補助した。8月31日付の地裁判決によると、国はコープの申請後、補助対象の審査基準を変更。コープは制度に参加できず、それまでの準備費用が無駄になった。

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ