解除の夜ですが…「飲んだら乗るな」 兵庫県警、飲酒運転警戒へ検問強化
2021/10/01 23:06
緊急事態宣言解除に伴い、飲酒運転の取り締まりも強化された=1日午後8時、神戸市中央区琴ノ緒町3(撮影・坂井萌香)
緊急事態宣言の解除で、飲酒客の増加が予想されることから、兵庫県警は1日夜、県内各地で一斉に飲酒検問をした。
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神戸市中央区のJR三ノ宮駅周辺では、交通機動隊員7人が実施。通常は呼気を嗅いでにおいを確認するが、新型コロナ感染対策のため機械で検知した。同隊の福田昌弘警部補は「自粛でストレスがたまっていると思うが、飲んだら乗らないを徹底してほしい」と話した。
県警によると、県内では1~8月、飲酒運転の車(ミニバイク以上)が過失の最も重い「第1当事者」となった事故は55件あり、6人が死亡している。
県警は3日までを飲酒検問強化期間とし、延べ約300人体制で取り締まる。(谷川直生)
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